podcastは面白いけど、あとでもう一度聞きたいときとかiTunesで見てもどれだかわからなくなってました。だから、ピンときたキーワードを文字におこすことにしました。
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株式会社ユビキタス
代表取締役社長 川内雅彦氏
世界中で売られているDSの中に入っているWifi部分は、全部ユビキタス製なのですよね。
上場されて話題性が広がっていくと、どうしてもDSの中をやっている会社だけが一人歩きして、ユビキタスさんってゲームの会社なのだと勘違いされるけど、最初にお話しされたように世界中の環境問題にも関わってくる
一番基盤の部分、モノとモノとをつなげるというところをやっていきます。
ソフトウェアのビジネスというのは、大きく2つに分けられると思うのです。一つは、いわゆるランニングロイヤリティです。一つコピーを作ると、いくら頂くというかたち、もう一つは受託開発です。こういうものを作ってくださいと言われて、それを実際に作って、それをお渡しするという、どっちかというと開発工数を売るような仕事です。後者の場合は、当然倍の売り上げにしようと思うと倍のリソースを投入しないといけないので、なかなか利益は上がらないと思うのですが、前者の場合は、ランニングロイヤリティが回るような仕事ですと、ソフトウェアの複製に要するコストというのは、ほぼゼロですので、たくさん使っていただければいただくほど利益率は高くなっていくという傾向があります。ところが、実際、お客様あってのことなので、ランニングロイヤリティを認めていただかないといけないので、それにはかなり強烈な差別化、競争力がないといけませんので、それをいかに作りこんでいくかというのが、我々の開発部門のチャレンジではあります。
ただ、日本人のプログラマーがいい仕事をしてこなかったのかというと、それは決してそうではないと思うのです。例えば、私どものCTOをやっている鈴木という人間がいますが、彼は昔のアスキーマイクロソフトのころのエンジニアなのですが、まだ数百人ぐらいしかいなかったマイクロソフトで、あるプロジェクトで、どれだけ小さなコードを書くかという競争になって、彼がビル・ゲイツをやり込めて、それでビル・ゲイツは自分でソフトを書くのをやめたというエピソードをもっている人間なのです。そういう人間を核に、いろいろこれまで一緒に仕事をしてきて優秀なプログラマーだという人に来てもらってやっていますので、人数はそれほどいませんが、かなりプログラミングの能力という点に関しては、高いものをもっていると自負しています。
ほかのソフトの会社で開発部長をやっていたのだけど、辞めて「プログラムを書きたい」というので来てくれている人とか、そういう方がたくさんいます。どういうのですか、職人肌といいますか、これでやっていきたい、とにかく面白いものを作りたい。例えば長さで、人が100の長さでやるとしたら、自分はそれを50の長さでやり遂げてみせるとか、25でやり遂げて見せるとか、そういう人たちが集まっています。いま言われたように、確かに一般のマネジメントというのは難しい面はあると思うのですが、ただ、皆さん、職人としてのプロフェッショナルの意識を持っているので、特に管理する必要がない。放っておいても、いい仕事をしてくれる。ですから、マネジメントといっても、いわゆる、歌手の方とマネジャーという感じです。管理職という上下のイメージではなくて、タレントを生かす、タレントを引き出すためのお手伝いをするマネジメントというかたちになっています。
ユビキタスネットワークというのは、いま目の前にある市場ではなくて、5年10年かけて実現
していく、その代わり非常に大きなマーケットだと思うのです。ですから、毎期、毎期着実に利益を出しながら収益の基盤を広げて、継続して成長していくというのが一番大事なことだと思います。そのためには、いろいろやっていかないといけないということはあるのですが、そういうユビキタスネットワークが実現していく、いろいろなステップ、例えば、いま現時点は、わりとエンターテインメントに絡むようなシナリオが動いていると思います。それはネットワーク対応したゲームであったり、あるいは、デジタル家電のネットワーク化であったり、あるいは、NGNのIP放送であったりとか、そういったものなのですが。そういったものもやりつつ、ただ、目は将来のユビキタスネットワークを見て、自分らの本来のゴールを見失わずに、その時点時点、必要なことをダイナミックに動的に戦略を組み替えながら前に進んでいくというのが大事だと思います。技術のチームは、とにかく世界で一番小さくて軽くて速いものを作る。これはチャレンジ。これは将来も間違いないところだと思います。ビジネスのチームは、いま申し上げたように、とにかく目標から目を離さずに、ただ、自分の足下を着実に前に進めていくことが大事かなと思っています。抱負というのは、先ほど申し上げたシグネチャーの残る仕事をやろうと、そこに尽きます。
代表取締役社長 川内雅彦氏
世界中で売られているDSの中に入っているWifi部分は、全部ユビキタス製なのですよね。
上場されて話題性が広がっていくと、どうしてもDSの中をやっている会社だけが一人歩きして、ユビキタスさんってゲームの会社なのだと勘違いされるけど、最初にお話しされたように世界中の環境問題にも関わってくる
一番基盤の部分、モノとモノとをつなげるというところをやっていきます。
ソフトウェアのビジネスというのは、大きく2つに分けられると思うのです。一つは、いわゆるランニングロイヤリティです。一つコピーを作ると、いくら頂くというかたち、もう一つは受託開発です。こういうものを作ってくださいと言われて、それを実際に作って、それをお渡しするという、どっちかというと開発工数を売るような仕事です。後者の場合は、当然倍の売り上げにしようと思うと倍のリソースを投入しないといけないので、なかなか利益は上がらないと思うのですが、前者の場合は、ランニングロイヤリティが回るような仕事ですと、ソフトウェアの複製に要するコストというのは、ほぼゼロですので、たくさん使っていただければいただくほど利益率は高くなっていくという傾向があります。ところが、実際、お客様あってのことなので、ランニングロイヤリティを認めていただかないといけないので、それにはかなり強烈な差別化、競争力がないといけませんので、それをいかに作りこんでいくかというのが、我々の開発部門のチャレンジではあります。
ただ、日本人のプログラマーがいい仕事をしてこなかったのかというと、それは決してそうではないと思うのです。例えば、私どものCTOをやっている鈴木という人間がいますが、彼は昔のアスキーマイクロソフトのころのエンジニアなのですが、まだ数百人ぐらいしかいなかったマイクロソフトで、あるプロジェクトで、どれだけ小さなコードを書くかという競争になって、彼がビル・ゲイツをやり込めて、それでビル・ゲイツは自分でソフトを書くのをやめたというエピソードをもっている人間なのです。そういう人間を核に、いろいろこれまで一緒に仕事をしてきて優秀なプログラマーだという人に来てもらってやっていますので、人数はそれほどいませんが、かなりプログラミングの能力という点に関しては、高いものをもっていると自負しています。
ほかのソフトの会社で開発部長をやっていたのだけど、辞めて「プログラムを書きたい」というので来てくれている人とか、そういう方がたくさんいます。どういうのですか、職人肌といいますか、これでやっていきたい、とにかく面白いものを作りたい。例えば長さで、人が100の長さでやるとしたら、自分はそれを50の長さでやり遂げてみせるとか、25でやり遂げて見せるとか、そういう人たちが集まっています。いま言われたように、確かに一般のマネジメントというのは難しい面はあると思うのですが、ただ、皆さん、職人としてのプロフェッショナルの意識を持っているので、特に管理する必要がない。放っておいても、いい仕事をしてくれる。ですから、マネジメントといっても、いわゆる、歌手の方とマネジャーという感じです。管理職という上下のイメージではなくて、タレントを生かす、タレントを引き出すためのお手伝いをするマネジメントというかたちになっています。
ユビキタスネットワークというのは、いま目の前にある市場ではなくて、5年10年かけて実現
していく、その代わり非常に大きなマーケットだと思うのです。ですから、毎期、毎期着実に利益を出しながら収益の基盤を広げて、継続して成長していくというのが一番大事なことだと思います。そのためには、いろいろやっていかないといけないということはあるのですが、そういうユビキタスネットワークが実現していく、いろいろなステップ、例えば、いま現時点は、わりとエンターテインメントに絡むようなシナリオが動いていると思います。それはネットワーク対応したゲームであったり、あるいは、デジタル家電のネットワーク化であったり、あるいは、NGNのIP放送であったりとか、そういったものなのですが。そういったものもやりつつ、ただ、目は将来のユビキタスネットワークを見て、自分らの本来のゴールを見失わずに、その時点時点、必要なことをダイナミックに動的に戦略を組み替えながら前に進んでいくというのが大事だと思います。技術のチームは、とにかく世界で一番小さくて軽くて速いものを作る。これはチャレンジ。これは将来も間違いないところだと思います。ビジネスのチームは、いま申し上げたように、とにかく目標から目を離さずに、ただ、自分の足下を着実に前に進めていくことが大事かなと思っています。抱負というのは、先ほど申し上げたシグネチャーの残る仕事をやろうと、そこに尽きます。
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