第19回「自営業者の情報発信(後編)」

ダイレクトメールに顔を印刷しておくと捨てられにくい。
中に入って入るものを外に書くと、封を切らずに捨てられることがなくなるんじゃないか。
異業種交流会とか参加してみたけど、一度あっただけのひとから仕事につながることなんてない。
主催者を引き継ぐことになって、いろんな人に連絡を取るようになったら、仕事も回り始めた。

佐々木茂の独立しよう！

　無料の情報誌に単発で掲載しても効果はない。また、広告で来るようなお客さんは、もっと安い店があったらそっちに行ってしまう。

　アラウンド３０の女性客を狙ったアイリッシュバーをオープンして広告をうってみたが、効果が持続しない。１０人ほどの常連客の特徴は、ギネスビールが好きな４０前後のおっさんだった。そこで。そちらに方向転換してDMを出した。

佐々木茂の独立しよう！

個人と法人のどちらがいいって聞かれます。

法人でないとできない仕事は仕方がないですが、最初は個人がいいと思います。お金もかからないし。
　法人にするのは、そのほうが税金が安くなってからでもいいです。

第09回「お客様が買ってくださる理由(後編)」

かつら洗浄機という機会があって、それ自体はどこにもないオリジナルのもので競合製品はない。
　じゃあ今までどうやってかつらを洗っていたかというと、１０００円ぐらいのシャンプーで洗っていた。もちろん完全にきれいにはならない。
　１０万円のかつら洗浄機と１０００円のシャンプーをくらべて、１０万円をとる人を捜しましょうということで、理容店におろすことにした。

第08回「お客様が買ってくださる理由(前編)」

大手がやりたがらない面倒くさいことがチャンス。大手にとっては儲からない仕事でも個人では十分に大きなおかねになることはたくさんある。

第07回「あなたのセールスポイントはお客様からみて"買う理由"になっていますか？」

　客の方からしてみれば、櫻で出来た家具よりも部屋に合わせて伸び縮みする家具なのよ。
　針灸師の人が東洋医学の素晴らしさを説いて、その後の質問が「鍼っていたくないですか？」ということなんですよ。
　なんで事業を始めると客の要求が見えなくなるかね。

第06回「事業計画で大切なお客様の細分化はどこまで？」

　お客さんについて、もう少し掘り下げてみよう。ベンツとBMWを買う人を思い浮かべるとき、最初に両方ともお金持ちを思い浮かべるが、その差は何か。
　BMWはもともとバイクメーカだったが、その彼らが自動車に参入するときにどのような客層を狙ったか。
　たとえば老人向けの企画とか、老人だっていろんな人が居る。
　あなたが思い浮かべた客層から、もう１段掘り下げてみよう。

第05回「事業計画で大切な事」

　買ってくださる理由。完全にオリジナルものを扱っているならともかく、他でもないあなたから買う理由がいるんです。
　ウィッグがほしいお客さんが来て、ウィッグを置くとかやっていると何の店かわからなくなる。これは失敗。ぶれない。
　全世界の人をターゲットにできなくてもビジネスになる。誰に対して商売をするのか、お客さんを思い浮かべよう。